土地づくりから販売までコンピューター その2
「私は農民というより企業家だ。
コメを作るだけなら造作ない。問題は販売だよ」
精米、耕作など専門分野に40人の従業員を抱え、直接土に触れる必要のない彼は、確かに企業家です。
作業には実際、ほとんど直接人手がかからないそうです。
田植えがありません。
空からモミをまきます。
刈り取りは大型コンバイン。
かんがいの水は常に豊富で、水量をチェックするだけでいいのです。
彼は自家用セスナ機で商談のためにアメリカ中を飛び回ります。
彼の兄弟の農場のコメは、独自の商標がついています。
これも最近ではすっかり定着しました。
70年ごろ始まった健康食品ブームに乗って、彼の家では精米施設を作り、玄米販売に乗り出しました。
アメリカでは農家は、モミを精米会社に売るのが普通です。
農薬の使用を最低限に抑え、自然食のイメージを売り込んだのが成功のもとでした。
